はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回は、前回に引続きHGUCのGM-79FP ジム・ストライカーの制作記録をご紹介させていただきたいと思います。
前回は簡単にですが【スジ彫り】、【プラ工作】と【肉抜きの穴埋め】についてご紹介させていただきましたが、今回は引続き【プラ工作】を中心に、ジム・ストライカーの武装であるツイン・ビーム・スピアや100mmマシンガンを懸架するためのラッチの作成等【武装の携行化】をご紹介させていただければと思っています。因みに前回の制作記事はこちらから。
プラ工作
まずは、ツイン・ビーム・スピアを懸架するラッチの制作から。イメージ的にはコの字型のラッチを作って行きたいと思います。
スピアの柄は3mmですのでコの字の凹部を3mmに、両サイドの凸部を2mmで作って行きます。ちょっと汚い画像になってしまいましたが、下の画像が”1.2mm厚のプラ板”に対して、”ディバイダーで”2mm→3mm→2mmの順に印を付けたものです。
今回は取り合えずコの字の凸部に当たる2mm幅のプラ板を4個、”デザインナイフ”で切り出しました。1.2mm厚だとデザインナイフもちょっと厳しいかなと思いましたが、くれぐれも怪我にはお気を付け下さい。
ここからはプラ板の厚さを稼ぐための積層と呼ばれる作業をして行きます。何だか難しいそうな言葉ですが、接着して積み重ねて行くだけなので心配しないで大丈夫です。今回は接着剤に”タミヤセメント 流し込みタイプ”を使いました。
ここで土台となる厚さ1.2mmのプラ板を切り出します。幅は先程のコの字を思い出していただいて、2mm+3mm+2mmの計7mmです。真ん中を少し削っていますがこれはやらなくても良いかもです。因みにBMCタガネで削ってます。
更に積層を行って下の画像のようにします。これでようやくコの字型の意味をお伝え出来たのではないでしょうか、説明下手ですみません(笑)。
次は”金属ヤスリ”を使って【ヤスリがけ】して、外側を整えて行きます。
下の画像の矢印部分がラッチに収まるポイントになります。この段階でスピアを入れつつ、金属ヤスリで内側も削って微調整します。また、ラッチの外縁も【ヤスリがけ】して傾斜を付けてみました。
こちらがツイン・ビーム・スピアを挟んだ状態です。しっかりと保持してくれて良い感じになってくれたと思います。
続いて100mmマシンガンのラッチの作成に移ります。まずはマガジン部分の幅をディバイダーで計ります。今回はこの幅がコの字型の凹部になります。
1.2mm厚のプラ板をディバイダーでケガいて跡を付けます。
デザインナイフで切り出します。
今回はディバイダーを使って10mmのプラ板を2つ切り出すための印を付けました。
下の画像のように3つに分割します。
これらの3つのパーツをタミヤセメント 流し込みタイプを用いて下の画像のように接着します。
ちょっと補強のために0.3mm厚のプラ板を切り出してみました。
下の画像のように接着して補強してます。
補強したプラ板のはみ出た部分を”ニッパー”で切り落とし、続いて金属ヤスリで整形して行きます。
ちょっと角を落として、それっぽくしてみます。
マシンガンの保持力を確認しながらラッチの内側を微調整して完了です。
後は、”ガンダムマーカー”で【部分塗装】して、任意の場所に接着して完成です。私はマシンガンをバックパック左、ツイン・ビーム・スピアをリア・アーマーに取り付けてみました。いや~良いですね(笑)。
まとめ
以上が、2018年11月25日に制作し始めたHGUC RGM-79FP ジム・ストライカーの制作記録6でした。
今回は【プラ工作】を中心とした【武装の携行化】として、ツイン・ビーム・スピアのリア・アーマーへの懸架とビーム・ライフルのバックパックへの懸架を可能とするラッチを制作してみました。武装の携行が可能になると重装型が再現出来るようになり、プレイバリューが一気に広がるのでかなりお勧めです。
一見、難しいそうな印象もあるかと思いますが、数回、練習すれば物に出来る技術で、非常にコスパが高いとも思いますので、ご興味ある方は是非挑戦してみて下さい。
今回使用した商品は、2006年12月の発売、定価1,296円の商品でした。2018年12月現在でも安価で入手しやすくなっておりますのチェックしてみて下さい。