はじめに
こんばんは、pyonta です。今回は制作しているHGUC ZZガンダムをベースとした『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』に登場するファーヴニルの制作記録として胸部のプラバンによるディテールアップとガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装をご紹介させていただきたいと思います。
※ディテールアップは失敗のリスクがありますので自己責任の基で行う事にご了承下さい。
ZZ胸部ユニットへのプラバンによるディテールアップ
素組みの状態の画像を撮り忘れておりましたのでいきなりプラバンでディテールアップした状態からのご紹介です。白い部分はタミヤさんの”プラバン0.3mm”をデザインナイフで切り出して接着しています。
今回は頭部後ろのディテールと顎下のディテールの制作方法を残しておきたいと思います。まずは頭部後ろのディテールですが最初は幅を計って土台となる長方形を切り出して両サイドを少し落として台形に···幅を計測する際は両針のコンパスがあるととても便利です。更にエバーグリーンさんの”平棒0.38mm×0.5mm”を少し長目にカットして下の画像のように並べて接着しました。この時も精密ピンセットがあると作業が捗ります。
接着剤が乾燥したらはみ出た平棒をデザインナイフでカットして下のようにして完成です。接着にゆとりを持ちたい方はタミヤさんの”リモネンセメント(流し込みタイプ)”、スピード重視の方は”タミヤセメント(流し込みタイプ)”がお勧めです。接着時間に時間があった方が微調整が可能なので精度を出したい場合はリモネンセメントの方が良いかと思います。
上と全く同じ要領でサイズを変えた顎下のディテールも制作しました。知ってしまえば簡単でものすごく効果的なディテールアップ方法なので少し淋しいなと思う場所に追加してみていただければと思います。
ZZ胸部ユニットの塗装
プラ板によるディテールアップも終わったのでここからはGSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”による塗装へ移って行きます。まずは各パーツを色ごとに大まかにバラして下の画像のように並べてみました。①はガンダムニューホワイト、②はガンダムブルー、③は塗装なし、④はガンダムグレー、⑤はティターンズブルー、⑥はガンダムニューホワイトとティターンズブルーの塗り分け、⑦はガンダムレッドで塗装します。
因みに仮組後の分解を楽にする工夫もありますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
ガンダムマーカーエアブラシシステムのレビューは別の記事で書かせていただいておりますのでご興味のある方はこちらもご覧下さい。
④は下の画像のようにマスキングテープに貼り付けて更に段ボールを台紙にして塗装準備をしました。
⑥のパーツは塗り分けをしたいのでまずはガンダムニューホワイトで塗りたい部分以外をマスキングしました。タミヤさんの商品も紹介させていただいていますがDAISOさんでも購入出来ます。
目的の色別に塗装し終えたところが下の画像です。ガンダムニューホワイトは乾燥後に2、3回重ね塗りする事できれいに塗れました。
※塗装の際は換気を十分行って取扱説明書に従って実施して下さい。
⑥の1回目の塗装後の画像です。
続いて残りの部分をティターンズブルーに塗装して行くのでガンダムニューホワイトで塗装した部分をマスキングしました。
再びガンダムマーカーエアブラシシステムで塗装して乾燥後にマスキングテープを剥がして塗り分け完了です。
塗装を終えたパーツを組み直し、④のパーツについては顎下のパーツはタミヤさんの”リモネンセメント(流し込みタイプ)”、頭後ろのパーツについては”タミヤセメント(流し込みタイプ)”で接着しました。
※リモネンセメント(流し込みタイプ)は塗膜を侵しにくいですが未塗装面同士でないと接着出来ません。一方、タミヤセメント(流し込みタイプ)は塗膜を侵してしまいますが塗装面も接着出来る事を利用しています。
プラ加工&塗装前後の比較
そしてプラバンを用いたディテールアップと塗装後の比較画像で最後です。
完成品のご紹介
制作したHGUC ファーヴニルの作例紹介及びレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
中古品販売情報
こちらではHGUC ZZガンダムの中古品の販売情報をご紹介させていただきます。ご興味のある方はチェックしてみて下さい。
プラモデル1/144 HGUC ZZガンダム「機動戦士ガンダムZZ」
まとめ
以上がHGUC ZZガンダムをベースとしたファーヴニルの制作記録として胸部のプラバンによるディテールアップとガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装のご紹介でした。
プラバンによるディテールアップはコストパフォーマンスが非常に良いのでとてもお勧めです。切れ端等が良く出るのでプラスチックの箱に余ったものを入れておくと無駄なく次の機会に利用出来るのでお勧めです。
また、ガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装も色の選択肢こそ少ないですがラインナップも増えて来ており、健康へのリスクも下げつつ場合によって5~10分程度で塗装を終えられてしまう簡単さがかなりの魅力だと思いますのでお試しいただければと思います。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!