はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回は3/21に発売を開始されたMOBILE SUIT ENSEMBLE(モビルスーツアンサンブル)の09弾より高機動試作型ザクのレビューをさせていただきます。
高機動試作型ザクも陸戦型ガンダムと同じく『機動戦士ガンダム 第08小隊』に登場するモビルスーツでパイロットはアイナ・サハリン、上半身がザクIIで下半身はリック・ドムという特色に加えて、機体カラーが黒い三連星っぽいのがお気に入りです。本機はプレミアムバンダイからHGUC化されており、個人的にはこれが無かったらモビルスーツアンサンブル09弾は見送っていたなと思うところなのですが非常にクオリティー高く仕上がっておりますので是非とも手に取って楽しんでいただきたい商品です。
因みにMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のラインナップは①陸戦型ガンダム、②高機動試作型ザク、③ドム、④ホバートラック、⑤MS武器セットとなっており、支援機扱いのホバートラックには陸戦型ガンダムに使用可能なジムヘッドが付属しています。
本体
まずはMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾の高機動試作型ザクの正面の画像から。
右側からの画像。スタイルと言いカラーリングと言い個人的にはモビルスーツアンサンブル史上最高レベルので出来ではないかと思っています。
左側からの画像。ザクの上半身とリック・ドムの下半身の融合が素晴らしいですね。また、黒い三連星をイメージさせるカラーリングが堪りません(笑)。
後ろ姿。バックパックのバーニアも別パーツになっています。MOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾では極小パーツが結構認められるようになりました。精密ピンセットがあると組立がはかどるかなと思います。因みに腰周りの動力パイプも別パーツになっています。
MOBILE SUIT ENSEMBLE 1.5弾のザク(マーキングプラス)のレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
初期武装
初期武装はザクマシンガンのみ。マガジンとサイトスコープは別パーツになっています。
高機動試作型ザクにザク・マシンガンを装備させた状態です、これがまた良く似合います。鉄板ですよね。
期待していたモノアイの可動も健在で表情をより豊かにしてくれています。
ここでコトブキヤさんの”ミニフライングベース”を用いてディスプレイ、これすごく良いですよね(従来の固定台座は付属して来ます)。
MOBILE SUIT ENSEMBLEの魅力を引き出してくれる”ミニフライングベース”のレビューはこちらからどうぞ。
高機動試作型ザクは月面のグラナダで開発されたモビルスーツで、ザクIIの脚部をMS-09R リック・ドムのスラスター・ユニットに換装したテストタイプとされています。言われてみれば下半身はドムっぽいですよね。
MOBILE SUIT ENSEMBLEの他弾から平手を流用して、挑発的なポージングが格好良いです。09弾には標準で平手が付属して来ないのでちょっと厄介。平手は使い勝手が良いので各弾に付けて欲しかったところが惜しまれます。
たかが平手、されど平手でシンプルながら簡単に表情を変えられる非常に効果的なアイテム。コスト等の問題もあるのでしょうが是非とも標準付属をお願いしたいですね。
ジャイアント・バズーカ
続いてMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のドムからジャイアント・バズーカを流用して、こちらも相性抜群で格好良い感じに仕上がります。
宙域を漂う感じの1枚。こういった何気ないポージングも意外に良いものです。強いて文句を言わせていただくならジャイアントバズーカの肉抜きは少し残念です。
反対側から。やはりこれもジャイアント・バズーカの肉抜きが気になります。コスト以外に重量的な制限とかもあるんですかね、せっかく本体がこんなにクオリティー高いのにもったいない気がしてしまいます。
左手にザク・マシンガンを装備させた攻撃重視型へ。何をやっても似合ってしまう優等生です。
MOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のドムのレビューはこちらからどうぞ。
180mmキャノン砲
ここからはMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のMS武器セットから180mmキャノン砲を流用して。これもスナイパータイプのザクのように見えて格好良いです。
基本的に”重装×重奏”はあまり好きではなかったのですが、明らかに似合うような気がしていたのでつい(笑)。アンサンブルも中々良いものですね。
180mmキャノン砲はギリギリ脇に抱え込むポージングも可能です。被写体が良いので撮れ高も凄いです。高機動試作型ザクは本当にお勧めです。
こちらの画像の方が武装の抱え込みをお伝えしやすい気がします。持ち方一つで印象も変わるものですね。
以上がMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のMS武器セットより180mmキャノン砲装備のご紹介でした。
ヒート・ホーク
続いてMS武器セットよりヒート・ホークを流用(クリアパーツなので塗装してあります)。
ヒート・ホークは”Mr.カラーの黄橙色”と”ガンダムマーカーのグレー”で塗装してます。かなりムラがあるのでアップは避けたいところです(笑)。
GSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”によるMOBILE SUIT ENSEMBLEシリーズの塗装例もご紹介しているのでご興味のある方はこちらの記事もどうぞ。
脚部の3mm穴ににジョイントを介して接続してヒート・ホークの携行状態も再現可能です。刃部分はお好みで塗装してみましたが良い感じに仕上がったのではないでしょうか。
ヒート・ホークを振り上げて斬りかかる高機動試作型ザク、ポージングも決まっていて非常に格好良いです。しかもダイナミックな雰囲気満載です。
更にザク・マシンガンを装備させて。迫り来る迫力がありますね。モビルスーツアンサンブルとは思えないクオリティーです。
こちらはヒート・ホーク+MOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のドムからジャイアント・バズーカを再び流用した画像、イケメンです。
180mmキャノン砲との相性も抜群でしたね。
MOBILE SUIT ENSEMBLE 12弾の高機動型ザクII(黒い三連星仕様)もレビューさせていただいておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
ショットガン
MOBILE SUIT ENSEMBLE 04弾のケンプファーからショットガン×2を流用して。こちらも良く似合っています。
ショットガンの銃口を上げた状態。
好みの漂う感じの雰囲気で。
04弾から引っ張り出して来た武装でしたが高機動試作型ザクにもピッタリでした。お手元にお持ちの方は是非一度お試し下さい。
シュツルムファウスト
続いても過去弾からの武装の引っ張り出しでMOBILE SUIT ENSEMBLE 04弾のMS武器セットからシュツルムファウストを装備させて。
シュツルムファウストは見た目のインパクトは大きくないのでちょっとアクセントに良いですね。高機動試作型ザクで小隊を組んだ時のバリエーションに有効かと思います。
シュツルムファウストはもちろん手持ちも出来ますし、両膝の他にもバックパックやスカートにもマウント可能なので色々な外観を楽しめてお得です。
ジャイアント・バズーカII
続いてもMOBILE SUIT ENSEMBLE 04弾のMS武器セットからジャイアント・バズーカIIをご紹介です。
ジャイアント・バズーカIIも元々の装備のように似合っています。
そしてケンプファー由来の武装としてジャイアント・バズーカIIも×2で装備。プレイバリューに際限がないです、何をやらせても格好良いです。
こちらはジャイアント・バズーカを肩に担いだポージングで。
ジャイアント・バズーカ×2最後はカメラ目線で決めポーズを。
MOBILE SUIT ENSEMBLE 11弾のグフのレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
チェーン・マイン
そしてケンプファーの武装のオオトリはチェーン・マインです。ケンプファーのための武装と思って来ましたが高機動試作型ザクにもしっかり似合っています。
チェーン・マインをビタビタビタって言う感じで敵機に取り付けるシーンは格好良いですよね。そんな場面も想像させてくれます。
意図した訳ではないのですがちょっと雰囲気変わって華麗な感じになっていますね(笑)。
そしてチェーン・マイン装備最後の1枚です。いや~素晴らしかったです。
ランゲ・ブルーノ砲
過去弾との”重装×重奏”の最後はモビルスーツアンサンブル07弾のギラ・ドーガ用のMS武器セットからランゲ・ブルーノ砲を。
MOBILE SUIT ENSEMBLE 07弾のギラ・ドーガのレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
燃料タンク×2とビーム・マシンガンを装備。ザク系のギラ・ドーガ用の装備と言う事もあって似合います。かなりの重量になるのでディスプレイスタンドはコトブキヤさんの”ニューフライングベース”に変更してます。
ギラ・ドーガ同様にランゲ・ブルーノ砲の両手持ちも何とか可能です。うん、格好良いですね。
09弾のみならず他弾との組合せで色々と遊んで来ましたが最後の1枚です。
ガンプラ紹介
高機動試作型も格好良かったですよね。当該モビルスーツはプレミアムバンダイさんから限定販売されているので中古品でHGUCのキットを入手出来ます。限定品ですが比較的入手しやすい部類かと思いますのでご興味がおありでしたらチェックしてみて下さい。
中古品販売情報
こちらではMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾の高機動試作型ザクの中古品の販売情報をご紹介させていただきます。お買い逃しのあった方は是非チェックしてみていただければと思います。
トレーディングフィギュア高機動型ザク 「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 09」
まとめ
以上がMOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾の高機動試作型ザクとMS武器セットをはじめとした武装の組合せのレビューでした。
個人的にはとても好きな機体で、高機動試作型ザクがラインナップされていたからMOBILE SUIT ENSEMBLEの09弾を購入したと言っても過言ではなかったのですが、実物は予想を上回るクオリティーには非常に驚かされました。おかげで今回もムダに3体揃えています(汗)。
標準武装はザク・マシンガンのみと少しもの足らない気もしましたが、同弾のドムのジャイアント・バズーカやMS武器セットのヒート・ホーク、180mmキャノン砲を組合せる事でバリエーションは飛躍的に上昇すると思います。
また、MOBILE SUIT ENSEMBLEの公式サイトにて紹介されているように、MOBILE SUIT ENSEMBLE 04弾のケンプファーの装備や07弾のギラ・ドーガの装備を流用する事で更に魅力を引き出す事が出来たと思います。
このクオリティーはMOBILE SUIT ENSEMBLEファンでなくても十分満足出来るものと思いますのでアイナザクがお好きな方は是非、単品でもお手元に置いていただければと思います。
これは個体差なのかも知れませんがスカートと脚部がかなり湾曲していたのが少し気になりました。熱湯に入れれば元に戻るので気になった方は熱傷に気を付けて試してみて下さい。
本商品は2019年3月発売、MOBILE SUIT ENSEMBLE 09弾のラインナップは①陸戦型ガンダム、②高機動試作型ザク、③ドム、④ホバートラック、⑤MS武器セットで、1回500円のガシャポンとなっております。モビルスーツアンサンブルは次弾への移り変わりによってプレミアム価格化される傾向が強いですが、2019年3月現在ではまだまだ定価で入手可能ですので中古市場と合わせてチェックしてみて下さい。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!