はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回はHGUC ハイザックに装備させるためのミサイル・ポッドの制作記録をご紹介させていただきたいと思います。自作と言いつつHG THE ORIGINE ザクII(ガイア/マッシュ機)のマガジンが余っていたのを発見し、流用する事にしておりますので簡単な内容になっているかと思いますのでご興味のある方には参考にしていただけると幸いです。
HGUC ハイザックの作例紹介とレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
ベースキットのご紹介
まずはミサイル・ポッドのベースとなるHG THE ORIGINE ザクII(ガイア/マッシュ機)の予備マガジンの画像です。素人の私からすると完全にもうミサイル・ポッドです(笑)。
ミサイル・ポッドの制作
塗装だけでも良いかなと思ったのですがもう少しだけ頑張って・・・最初はミサイルのディテールをもう少しだけ造ってみたいなと思いましたのでタミヤさんの”プラ材2mm丸棒”をウェーブさんの”ヤスリスティック(#600)”で角を落として下のような状態にしました。
ここで上で削ったプラ丸棒を切り出しました。この時、スジボリ堂さんの”RPカッター”がきれいに且つ同じパーツを量産するのに最適なのでお勧めなのですが、もの凄く人気商品で品薄状態が多いのです。今回は代替品としてエバーグリーンさんの”チョッパーII”をご紹介させていただきましたが、少し大変ですがデザインナイフで丁寧に切り出しても良いかと思います。
※刃物の取扱いには十分ご注意下さい。
これを左右合計6発分用意しました。
そしてミサイル・ポッド後方のディテールも簡単ですが左右合計6発分を用意しました。因みにこちらはかなり省エネで上で書いたようなR加工すら加えていません(笑)。
用意した前方左右のミサイル6発分、後方左右6発分を下の画像のように段ボールの切れ端等を台紙にしてマスキングテープに貼付けて塗装へ・・・マスキングテープは最近では100円ショップでも販売されていますが参考にタミヤさんの商品を添付させていただきます。
そしてGSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”でグレーに塗装したのが下の画像です。手前が前方用のミサイルのヘッド部分です。クオリティーは低いですが、R加工されているのがお分かりいただけるかと思います(汗)。
ガンダムマーカーエアブラシシステムにつきましては別記事にて詳細にレビューさせていただいておりますのでご興味のある方はこちらもご覧下さい。
ミサイル・ポッド塗装のためマスキングした画像です。
ガンダムマーカーエアブラシで赤に塗装した後の画像が下です。赤は隠蔽力が弱いので1度目の発色が悪く3回くらい塗っています。
マスキングテープを剥がしたところの状態です。これでも十分なのですが・・・
変な欲が出てザクグリーンで塗り分ける事にしました。今回は赤色の部分へのマスキングをしましたがテープを剥がす際に赤い塗膜が剥がれるリスクを下げるために手に3、4回貼付けて粘着性を少し下げてからマスキングしました(あまり粘着性を下げ過ぎても新たに塗布した塗料が染み込んでしまうリスクもあるのでご注意下さい。)。
合わせ目処理が酷いのが見えてお恥ずかしいですが塗装は良い感じに(笑)。
という事で以下がガンダムマーカーエアブラシで赤とザクグリーンに塗り分けた状態のミサイル・ポッドの画像です。
ここからは先日造っておいたミサイル部分をミサイル・ポッドに接着して行きます。因みに今回は塗膜を侵し難いタミヤさんの”リモネンセメント(流し込みタイプ)”を使用しますがプラ材同士が接着条件なので確認しておくと、ミサイル側は未塗装面が1面残っているのでこれを使います。
そしてもう一方の接着面は塗装してしまっているので削ってプラ材面を露出させます。削れれば何でも良いのですが今回はスジボリ堂さんの”BMCタガネ 1.2mm”を使いました。
ここでミサイル・ポッドとミサイルを接着しました。
アングル制作
ここからは自作したミサイル・ポッドをハイザックに装備させるためのアングルの制作記録をご紹介して行きます。まずはタミヤさんの”プラ材2mm角棒”を切り出しました。
ミサイル・ポッドの取付け角度を調整するため両脇を少し切り落としました。
アングルとミサイル・ポッドの接続は今回、ハイキューパーツさんの”ネオジム磁石”を選択しました。小さいですが非常に強力なのでお子さんがいらっしゃる方は誤飲しないようお取扱いにはご注意下さい。
ここでウェーブさんの”黒い瞬間接着剤”でネオジム磁石とプラ棒を接着しました。両端に2個づつ付けておりますが外側のネオジム磁石は接着してないので取り外し可能です。
ここからはアングルをプラバンで少しディテールアップして行きます。まずはタミヤさんの”プラバン0.3mm”を3mm幅で4枚切り出しました。
アングルの上部と底部に接着剤で貼付けアングルを工の字型に(この時もリモネンセメント(流し込みタイプを使用)・・・真ん中はHGUC ハイザックの腰部パーツに引っかけるのでそのままにしています。この辺りから作業が細かくなって来るので精密ピンセットがあると捗ります。
更に0.3mm厚のプラバンを下の画像右下の棒状にたくさん切り出し・・・
下の画像のように接着して波板状にしました。
塗装し終えたミサイル・ポッド用アングルが下の画像です。
ミサイル・ポッドとネオジム磁石を黒い瞬間接着剤で接着して完成したイメージの確認です。ネオジム磁石を接着する場合はS/Nの極性が大事になるのでマジック等で接着面に目印を付けてあげるとやり直しのリスクが下がると思います。
ディテールアップ
ここからはカラーチップを貼り付けたディテールアップへ。下の画像ではカラーチップを貼り付けるところの塗膜を剥がしたところです。
カラーチップの作り方は別記事にてご紹介していますのでご興味のある方はこちらを御覧下さい。
予め用意しておいた黄色のチップを上で紹介したリモネンセメント(流し込みタイプ)を使って接着しました。余談ですがスマホを変えたため撮影用カメラも変わり、まだ感覚が掴めていないないので明るさにばらつきがあります(汗)。
更にアイグリーンで塗装したグリーンチップも貼ってみました。
続いてハイキューパーツさんの”コーションデカール RB01 ダークグレー”を貼ってみました。
水転写デカールの貼り付け方法はこちらの記事を御覧下さい。
更にハイキューパーツさんの”コーションデカール RB01 ホワイト”を貼ってみました。
水転写デカールの貼付を終え墨入れへ···本来はスミ入れを先にすべきだったと思うので少し丁寧にやっています(笑)。使った塗料はタミヤさんの”スミ入れ塗料(ダークブラウン)”です。
スミ入れではみ出たところをタミヤさんの”エナメル塗料”を綿棒に含ませて拭き取った後の画像です。
そして最後にGSIクレオスさんの”プレミアムトップコート”でつや消しで仕上げて完成です。しばらく起きっぱなしにしていたので埃をかぶってしまっていますがご容赦下さい(笑)。
まとめ
以上がHGUC ハイザックに装備させるための自作ミサイル・ポッドの制作記録のご紹介でした。
大方の形状は他のキットからの流用なので作業量自体は少なかったですが、ミサイルの前方部分と後方部分をプラ工作と塗装で補ってあげる事でコストパフォーマンスの高いディテールアップが出来たのではないかと思っています。
本体の方も何とか完成しました。下にリンクを用意しましたので合わせて読んでいただけると嬉しいです。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!