はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回はHGUC ハイザックの制作記録の3回目としてザク系モビルスーツのモノアイ可動化とLED化について制作記録をご紹介させていただきます。どちらも汎用性が高く、コストパフォーマンスに優れる改造だと思いますので参考にしていただければ幸いです。
使用したキット
今回もHGUC ハイザックを使用しました。古いキットですが格好良くて箱絵も魅力的ですね。
仮組み後
まずは仮組み後のハイザックの頭部ユニットからです。ここの画像は制作記録1、2と同じです。
頭部ユニットのスリット幅調整についてはこちらのレビューをご覧下さい。
モビルパイプの改修につきましてはこちらの記事をご覧下さい。
モノアイの可動化
まずはモノアイの可動化からですがタミヤさんの”プラ丸棒 2mm”を適当な長さに切ってウェーブさんの”黒い瞬間接着剤”で接着しました。
上で接着した2mm径のプラ丸棒にウェーブさんの”プラ=パイプ 肉薄 3mm”をカットして被せます。パイプには内径と外径がありますがこの場合は内径が大事なので肉薄を選ぶようにご注意下さい。そしてこれで内部のプラ丸棒は固定され、外側のプラ=パイプは回転出来るためモノアイを付ければ可動化が達成される事になります。
モノアイのLED化
ここからはモノアイのLED化方法をご紹介して行きます。クオリティーは横に置かせていただいて(汗)・・・材料と方法さえ知ってしまえば簡単に出来てしまう改造です。今回はハイキューパーツさんの”3.0mm SP プレート”にLEDを先程紹介した黒い瞬間接着剤を使って接着しました。※画像で用いていたLEDが見つからなかったので代替品を紹介させていただいています。
ここで3Vのボタン電池に接続して発光させてみました(本来は発光確認してから接着した方が良いです)。下の画像のようにモノアイ後方にも光が漏れているのが確認出来ると思います。尚、ボタン電池は3Vのものなら使えますが電池が小さい方が目立たなかったり、格納しやすいのでCR1220がお勧めです。
再度、黒い接着剤を塗布して光漏れを塞ぎました。ここで遮光に気を配るには頭部ユニット内で光が拡散して全体がぼんやりと光ってしまうのを防ぐために行っています。ご紹介しているような手順を踏む事でモノアイの前方にのみ目的の色の光を発する事が出来るようになります。
LEDチップを接着したプレートをプラパイプに接着しました。
上で用意したパーツを頭部ユニット内に入れたところですが・・・プレートとスリットが干渉して上手く動かないトラブルが発生です。
プレートとスリットの干渉を無くすためにスジボリ堂さんの”BMCタガネ 3.0mm”で削ってみました。たまたま手元にあっただけですので削れる道具であれば何でも大丈夫です。2023年現在では他社製のタガネも販売されていますのでご興味のある方はチェックしてみて下さい。
これで可動域を確保出来ました。
そしてひとまず改造は終了・・・目付きを悪くして、可動式、そしてLEDで光るモノアイを持ったハイザックの頭部ユニットの完成です。
完成品のご紹介
制作したHGUC ハイザックの作例紹介及びレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
まとめ
以上がHGUC ハイザックの制作記録3回目と言う事で頭部ユニットのモノアイの可動化とLED化の方法のご紹介でした。
アイディアを思いつくまではとても難しく思えてしまう改造ですが、一度経験してしまえば二度目は意外に簡単に出来てしまいそうなのがガンプラ改造の魅力ですよね。材料も安価ですし、材料や道具のストックが増える事で今後の制作への応用にも役立つので挑戦したいなと思った時は是非チャレンジしてみていただければと思います。
改造にはケガや事故のリスクが付いて来ます。安全にはくれぐれもご配慮いただき、未成年の方はご自身の判断のみで行わないようよろしくお願い致します。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!