はじめに
こんばんは、pyontaです。今回はHG ガンダムTR-6[キハールII](鹵獲カラー)を再現するための塗装を中心に制作記録を残したいと思っています。ベースカラーであるティターンズブルーに発色良く赤を塗るため、初サーフェイサーにも挑戦してみましたのでご参考になれば幸いです。
隠蔽力とは
素人解釈で恐縮ですが、塗ろうとしている色(今回の場合は赤)は下地の色(今回の場合はティターンズブルー)の影響を大きく受けます。
一般的に赤や黄色のような鮮やかな色は下地の影響を受けやすく隠蔽力が弱いと言われ、黒やグレーのような暗い色は下地の影響を受けにくく隠蔽色が強いと言われています。つまり、黒っぽい下地に赤を塗るには一手間必要になって来るというわけです。
今回のケースでは隠蔽力の強いティターンズブルーの下地に隠蔽力の弱い赤色を塗るため、赤の発色が悪くなる(鮮やかさが出ない)事が予想されます。そこで下地の隠蔽力を抑える事を目的としてサーフェイサーを使う事にしてみました(サーフェイサーの効果は他にもあります)。
※以下、説明のためティターンズブルーを青とします。
制作記録
サフ前のパーツ(下地青)
まずはサーフェイサーを吹く前のパーツの確認からです。プラバンで少しディテールアップしています。因みに装甲裏は成形色を残したいのでマスキングしてあります。
そしてこちらがサーフェイサーを吹いた後のパーツの画像です。縁がギザギザしているのはマスキングテープのせいですが、初めてにしては良く吹けた感じがします(笑)。因みに今回はMr. ホビーさんのベースホワイト1000 スプレーを使わせていただきました。
サフ後の赤色の塗装(下地青)
ここでガンダムマーカーエアブラシシステムを使って目的の赤色を塗装しました。最終的につや消しで仕上げる予定ですがしっかり塗れた感じがします。
ガンダムマーカーエアブラシシステムのレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もチェックしてみて下さい。
サフなしの赤色の塗装(下地白)
また、成形色が元々白であったパーツも同じくガンダムマーカーエアブラシシステムで赤色に塗装してみました(下画像の上 : 塗装前、下 : 塗装後)。このケースで塗装した結果が本来想定される色かと思います。
完成品のご紹介
制作したガンダムTR-6[キハールII](鹵獲機カラー)の作例紹介及びレビューはこちらからご覧下さい。
まとめ
以上がHG ガンダムTR-6[キハールII](レジオン鹵獲機カラー)の制作記録1(サーフェイサー吹き)でした。
本来はサフなし-赤色塗装(下地青)の画像と比較すべきなのでしょうが、サフあり-赤色塗装(下地青)の出来に納得してしまったので満足してしまいました(笑)。間接的ではありますがサフなし-赤色塗装(下地白)とほぼ同じ色が出てくれたと思うので個人的には良しとさせていただきたいと思います。
同様に濃暗色に対して赤や黄色をきれいに発色させたいと考えている方は、サーフェイサーを選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!