はじめに
こんばん、pyontaです。
今回は『ADVANCE OF Z』よりプレミアムバンダイさんオンライン限定販売であったHGUC ガンダムTR-6[ウーンドウォート](テスト機カラー)のレビューをさせていただきたいと思います。
ティターンズのTRシリーズ最終形態として、また機種統合計画の汎用量産型の可変モビルスーツとして、搭載されている”プリムローズII及びドラムフレーム”を核として様々な仕様に換装される事が前提とされているTR-6のオーソドックスな形態と言えるRX-124ですが、スペックの高さとその洗練されたデザインを武装のバリエーションを交えながら作例を紹介させていただきたいと思います。
ガンダムTR-6 [ウーンドウォート] MS形態
まずはRX-124 ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]のMS形態よりご紹介して行きます。
本体
まずはRX-124 ガンダムTR-6 [ウーンドウォート](試作機カラー)の正面からです。先に黒いウーンドウォートであるグロリア・ザビのサイコ・ブレード・カスタムを造っておりましたが試作機カラーも良いものですね。
HGUC ガンダムTR-6 [ウーンドウォート](サイコ・ブレード・カスタム)のレビューもこちらからご覧下さい。
続いてウーンドウォートの右側からです。このエレガントなデザインが魅力的です(笑)。
今回もプラバンによるアンテナのディテールアップもしてみていますので興味のおありの方はこちらのレビューもご覧下さい。
左右対象なのですが私の中のお決まりなので左側からも載せさせていただきます。
今回の一番の鬼門はブースター・ポッドでした。ウーンドウォート(サイコ・ブレード・カスタム)でも経験はしておりましたがアイデアを整理するためにかなりの時間を奪われています・・・今回もプラバン、スジ彫り、塗装、水転写デカールに頼ってディテールアップしています。
塗装はGSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”を使って行いました。別記事でもレビューしておりますのでよろしかったらご覧下さい。
そしてBANDAIさんの”アクションベース2”にてディスプレイした画像へ・・・躍動感が出ます。
HGUC ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]にもアクションベースは付属しますがこちらのアクションベース2の方がウーンドウォートの魅力をより引き出せると思うのでお勧めです。
アクションベース2のレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
そしてカメラ目線にて・・・フライトディスプレイが良く似合うモビルスーツですね。
コンポジット・シールド・ブースター装備状態
ここからはウーンドウォートの初期武装であるコンポジット・シールド・ブースターのご紹介へ。
配色はところどころ変更していますがウーンドウォートのテスト機カラーから大きくズレないように意識しました。
こちらはコンポジット・シールド・ブースターの底面です。赤や黄色のチップを入れて情報量を増やしてみました。
カラーチップによるディテールアップの方法にご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
計画としてはウーンドウォート・ラーII(第二形態)まではご紹介したいのでもう1基制作しています。
※コンポジット・シールド・ブースターを2基揃える場合はHGUC ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]が2つ必要です。
ここからはウーンドウォートにコンポジット・シールド・ブースターを装備させた状態へ。
反対側から・・・こちらの武装もかなりの長物なので重いのですが細い腕にも関わらずしっかりホールドしてくれるのは嬉しいポイントですね。
全身より大きな武装は見映えは良いのですが大概撮影で苦戦します。そんなジンクスの中でも今日は調子の良い方で15分程の撮影で4枚も撮れました(笑)。これが続いてくれると非常に助かるのですが・・・
そしてコンポジット・シールド・ブースターを前面に構えたポージングへ。ロング・ブレード、ビーム・ライフル、シールド・ブースター、Iフィールド発生装置、クロウと正に複合武装ですね。
ここでロング・ブレードを振り下ろしたポージングへ。
ここで一度ヒート・ブレード部分を切り離した状態へ。
クロウ展開前の状態なので通常のビーム・ライフルとシールド・ブースターとして機能してくれそうです。
蟹のハサミを連想させる異形でモビルスーツらしからぬところが凄く好みです(笑)。
カメラ目線の1枚です。
ここでクロウを展開させた状態へ。クロウ・パーツは差替え式なので制作は少し大変でしたが切替えは簡単でした。
正直、キット化されるまで知らなかった兵装だったのですが、バンシィのアームド・アーマーVNと似ていて好みだったのと、その新鮮さに魅了されてしまいました(笑)。
展開したクロウを振り上げての一枚です。かわいいから一変してアグレッシブな印象へ。
展開させたクロウを振り下ろし一撃を見舞うシーンをイメージして。捕捉して握り潰すも良し、捕らえてゼロ距離でライフルを撃つも良し、爪で一突きにするのも良しの多機能&高性能の武装ですね。
左腕にもクロウ展開状態のコンポジット・シールド・ブースターを装備させた状態へ。攻撃的な印象が更に強くなり、ウーンドウォートの格闘形態と言った感じです(笑)。
内蔵されたビーム・ライフルの砲口を向けての1枚。
そして右肩にアームを装着してクロウを射出した状態へ。有線式ではありますが何でも出来てしまう優等生です。
反対側からですがアームも殆ど見えませんね・・・因みにスタンドはコトブキヤさんの”ミニフライングベース”を使わせてもらっています。
ミニフライングベースのレビューも書いておりますのでよかったらご覧下さい。
更にアームとクロウ展開状態のコンポジット・シールド・ブースターを追加して・・・ここからは同じくコトブキヤさんの”ニューフライングベース”も投入しています。
暗めの画像が続いて申し訳ありません。いつもと違って早朝に撮影していた事が言い訳です(笑)。
反対側から・・・こちらは明るい感じで撮れました。ちょっと明る過ぎる気もしますが(笑)。
アームを取付けたのでコンポジット・シールド・ブースターの保持を委譲した分、両手が開くので他の武装も装備出来そうですね。設定状の技術制限もあるかと思いますがユニコーンガンダムのシールド・ファンネルのように機能してくれたらという言う夢が膨らみます。
ここからは元に戻して、更にコンポジット・シールド・ブースターをもう1基追加して二刀流です。
動いているウーンドウォートはネットでゲームの動画を見たくらいなのでポージングの幅が狭いところが残念なところです。
フェミニンな印象の強いモビルスーツですが武装を肩掛けさせると勇ましさがでます・・・かね(笑)。
そしてコンポジット・シールド・ブースター装備のカメラ目線にて。
ビーム・ライフル装備状態
ここからはHGUC ガンダムTR-1 [ヘイズル改]等に付属するビーム・ライフルを流用してポージングして行きます。因みにハンド・ユニットはBANDAIさんの”ビルダーズパーツHD 1/144ハンド01(連邦系)”に差替えています。
ディテールもしっかりしていて使用勝手も良いので興味のある方はこちらのレビューもご覧下さい。
私見で恐縮ですが女性的な外観もあって原始的な銃火器は不相応な印象もあったのですが新鮮な感じで気に入っています。
こちらのビーム・ライフルも少し改造しています。ご興味のおありの方はこちらの制作記録もご覧下さい。
飛行状態でエイミングするウーンドウォート・・・スタイリッシュな雰囲気が良いですかね(笑)。
更にビーム・ライフルをもう1つ追加したビーム・ライフル×2状態へ。
中距離戦特化型と言ったところですかね。
因みにHGUC ガンダムTR-1 [ヘイズル改]のバリエーション レビューもしていますのでお好きな方はこちらの記事もご覧いただけますと幸いです。
2つの銃口をカメラに向けての1枚です。サイト・レンズのグリーンが映えていて良い感じです。
最後は敵陣に入り込んで侵攻するイメージで・・・ビーム・ライフルも良く似合っていたと思うので良かったらお試し下さい。
ビーム・サーベル装備状態
ここからはHGUC ガンダムTR-1 [アドバンスドヘイズル]等からビーム・サーベルを流用してウーンドウォートをご紹介して行きます。まずはビーム・ライフルとの組み合わせからです。
これで近接戦の攻防力も補完されて運用範囲がかなり広がりそうですね。
そしてビーム・ライフルを手放してビーム・サーベルのみで接近戦に挑むウーンドウォートへ!
指先を塗装するのが面倒だったので所々、ヘイズル改に使っていたビルダーズパーツのMSハンドを流用しています(笑)。
ここからはビーム・サーベルをもう1本追加して二刀流へ。因みにビーム・サーベルもガンダムマーカーエアブラシシステムで塗装しています。
ウーンドウォートはビーム・ライフルやビーム・サーベルのイメージはあまりないのですが個人的には気に入っています。
更にここからは2本のビーム・サーベルを連結したアンビデクストラスハルバート的な武装へ。毎回書かせていただいておりますが2連のビーム・サーベルです(笑)。
こちらの武装はプラパイプから造っています。
制作方法にご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
槍的な武装は私的にはエレガントなイメージがあるのでフェミニンなウーンドウォートには良く合うような気がしています。
最後はカメラ目線にて。少しSEEDっぽいポージングになりましたかね(笑)。
フェダーイン・ライフル装備状態
こちらからはフェダーイン・ライフル装備状態へ。少し改造していますがHGUC マラサイ(ユニコーンVer.)から流用しています。
一方、こちらはビーム・サーベル側。コンポジット・シールド・ブースターといいこの手のクロウ形状は大好きです。
フェダーイン・ライフルの全体像です。
銃口を向けてエイミングをするウーンドウォート・・・長い武装は撮影が難しいです(汗)。
ロング・ブレード・ライフル装備状態
ここからはフルドドのロング・ブレード・ライフルをウーンドウォートに装備させて行きます。画像の物はFG フルドドですがHGUC フルドドでも代用可能です。
※下の画像のようにビーム・ライフルに装備させて持たせる場合はHGUC ヘイズル改等も必要なのでご注意下さい。
因みにFG フルドド バリエーション レビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
コンポジット・シールド・ブースターもそうですが長ものの武装との相性は良さそうですね。
狙撃後に次の標的に向かうウーンドウォートのイメージにて。右手のクリアランスはかなりシビアでヒヤヒヤしながらの撮影でしたが、キットの良さもありポージングの幅が広かったので何とか対応出来ました(笑)。
更にロング・ブレード・ライフルを追加して火力アップへ。ブレードとしても使えるので前衛的な近接戦にも対応出来そうですね。
銃剣と言う武装は今や珍しいものではないですが心を擽られるところがあり魅力的に見えてしまいます。そしてロング・ブレード・ライフル装備状態の最後もカメラ目線にて。
改造ビーム・ライフル装備状態
ここからはヘイズル改のビーム・ライフルをベースにフルドド、ヘイズルIIのパーツを合わせて造ってみた武装も合わせてみました。遠近感で小さく見えますがかなりの長ものです。
あまり寄り画像には耐えられないクオリティーで自分で載せておいて少し恥ずかしい気もします(笑)。
出来の悪い息子程ではないのですがデザイン的には気に入っています。
因みに制作記録にご興味を持っていただけた方は下の投稿も合わせて読んでいただければ幸いです。
カメラ目線にて・・・また良いのものが撮れたらアップさせていただきます。
翌日、1時間くらい撮影を頑張ってみたのですが成果はこちらのみでした・・・
ガンダムTR-6 [ウーンドウォート] MA形態
ここからはRX-124 ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]のMA(モビルアーマー)形態をご紹介して行きます。
MSからMAの変形は少し複雑・・・というか作業が意外と多いなと思いました。下は右側からの1枚です。
更に左下側からウーンドウォートを見上げた状態へ。機首底部にチラリと見える頭部がプリムローズIIに折り畳まれたウーンドウォートのもので差替えパーツで再現されています。かなり入り組んだ構造なので塗りわけは少し大変でしたがあまり見えるところではないので・・・
後方からの画像です。立体物としては初めて見た事もあり発見や驚きも多くありましたが、やはりデザインの良さは抜群ですね。特に折り畳まれた脚部から伸びる補助翼はストライクです。
ここからはMA形態のウーンドウォートのサブ・アームにコンポジット・シールド・ブースターを懸架させた状態へ。
少し旋回して手前にフライトして来るようなイメージにて。残念ながらサブ・アームの保持力に対してはコンポジット・シールド・ブースターは重過ぎるようでサポートして上げないとダラッとなってしまいます。
更に左側に旋回させての1枚です。今日一のアングルです(笑)。
本来は有線制御設定ですがコンポジット・シールド・ブースターをモビルビットのように射出したイメージにて。因みに台座はコトブキヤさんの”ミニフライングベース”を使っています。
ミニフライングベースはMOBILE SUIT ENSEMBLEシリーズでもお世話になっていて他記事でもレビューしておりますのでご興味のある方はこちらもどうぞ。
反対側から・・・改めて見るとウーンドウォートと比較してコンポジット・シールド・ブースターの大きさが目立ちます。
ヒト型を全く連想させないモビルアーマー形態・・・とても魅力的ですね。
無線遠隔でこのような操作が出来たらまた格好良いですね。そんな事は有り得ないという方は優しい目で画像に有線を足して上げていただけると幸いです。
ここからはコンポジット・シールド・ブースターのブレード部分を切り離してビーム・ライフル状態にして随伴させているイメージです。
狙撃と斬撃による遠・近距離戦型から中距離特化型になった感じがします。
もちろんシールドとしての機能も有している武装なので、被弾時には盾となってくれるという事で、万能な武装と言えそうですね。
遊泳している大型魚のような雰囲気がしましたがどの角度から撮っても格好良く、優雅で本当に素晴らしいデザインです。
ここからは接近した相手に対して近接戦を挑むイメージで、一方のコンポジット・シールドブースターのクロウを展開状態としてみました。
更に、展開中のクロウを進行させて臨戦体勢へ。
もう一方のコンポジット・シールド・ブースターのクロウも展開状態へ。MA形態ウーンドウォートの格闘形態的なイメージです(笑)。
似たような画像で恐縮ですがもう少しお付き合い下さい。
そしてMA形態ウーンドウォートの最後の1枚です。個人的にもの凄く楽しめた商品だったと思います。
制作記録
今回はHGUC ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]の頭部ユニットと各武装の制作記録を掲載させていただきましたのでご興味のある方はご覧いただけますと幸いです。
関連書籍
ウーンドウォートを始めとしたTR-6の各種仕様等の設定資料が掲載されている電撃ホビーマガジンのムックシリーズのVol.6・・・一時期よりは価格が落ちてきた印象がありますが今だ高額である事には変わりないと思いますがどうしてもと言う方はチェックしてみて下さい。また2020年4月現在では『A.O.Z RE-BOOT GUNDAM INLE ガンダム・インレ ‐くろうさぎのみた夢-』が4巻まで合わせて販売されていますので合わせて見ていただければと思います。
まとめ
以上がHGUC ガンダムTR-6 [ウーンドウォート](試作機カラー)のレビューでした。
ガンダム インレ建造と言う大き過ぎるとも言える構想を実現するために開始されたTR計画を経て、更に機種統合計画も加わり異次元の軍事開発となりましたが、その中核をなす素体であるウーンドウォートは非常に可憐で、換装する事であらゆる状況に対応する仕様へと大化けさせる事が可能。万能化システムによってあらゆる戦況にも対応し、その外観も大きく変貌させると言う特徴がとても魅力的でこれからの展開が期待されるところですね。
今回のレビューではHGUC ガンダムTR-1[ヘイズル改]の武装を流用したビーム・ライフルやビーム・サーベル、HGUC フルドドのロング・ブレード・ライフルやそれらを改造したものをアンサンブルして持たせてみましたが個人的にはどれもウーンドウォートに良く似合っていて十分にお勧め出来る内容だったのではないかと思います。
更に、差し替えではあるもののMA(モビルアーマー)形態も再現出来てしまう仕様も感動的でAOZファンの方には是非、目前で鑑賞していただきたいなと思ってしまいました。
本商品はプレミアムバンダイさんからのオンライン限定販売品でしたが中古市場にも十分な量が流通しており、散発的ですが再販も行われているようなので是非チェックしてみていただけれと思います。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!