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HGUC ファーヴニル制作記録(ZZ腰部ディテールアップ)

Modeling logs (制作記録)
rhdr
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はじめに

こんばんは、pyonta です。今回は制作しているHGUC ZZガンダムをベースとした『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』に登場するファーヴニルの制作記録として腰部ユニットへのスジ彫り、プラ工作(フロントアーマーの分割)、塗装、カラーチップの貼り付け、墨入れ及び水転写デカールの貼付けによるディテールアップとつや消しトップコートによる仕上げをご紹介させていただきたいと思います。

※ディテールアップは失敗のリスクがありますので自己責任の基で行う事にご了承下さい。

 

 

 

ZZ腰部ユニットへのプラ工作によるディテールアップ

プラ加工の段階は画像をあまり残せていなかったのですがスジ彫りやプラバンによる工作で以下のような状態としています。

hguc zzガンダムの腰部ユニットにプラバンでディテールアップした画像

 

 

ディテールアップに加えて、今回は腰部ユニットのフロントアーマーの分割をしたのでこちらのご紹介します。まずは下画像のようにパーツを分解しました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像

 

 

続いて、下の画像のようにニッパーを使って真ん中でカットしました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像

 

 

更に、切断面にドリルとピンバイスを使って0.5mmの穴を開けました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像

 

 

回転軸用として0.5mmのアルミ線を入れました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像

 

 

アルミ線を適当な長さでカットしました。アルミは柔らかいですが、刃こぼれ防止のため金属用ニッパーを使いました。不要となったニッパーでも良いかと思いますが今後の切れ味に影響する可能性があるのでご注意下さい。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像

 

 

そしてこれで作業終了です。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像

 

 

こうしてフロントアーマーの分割により左右が独立して動かせるようになりました。ちょっと嬉しいですよね。

hguc zzガンダムの腰部ユニットのフロントアーマーを分割している画像


 

 

ZZ腰部ユニットへの塗装

ここからはZZガンプラの腰部ユニットの塗装に移って行きます。まずはパーツを分解して下の画像のように並べてみました。左側はガンダムマーカーのティターンズブルー、右上はガンダムニューホワイト、右下は無塗装とする予定です(両色は2021年現在はバラ売りされてないのでご注意下さい)。

hguc zzガンダムの腰部ユニットの塗装準備をしている画像

 

 

そして、こちらがGSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”で塗装した画像です。

hguc zzガンダムの腰部ユニットの塗装した画像

 

 

ガンダムマーカーエアブラシシステムについては別記事でレビューと実例をご紹介しておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。

ガンプラ塗装用ガンダムマーカーエアブラシ レビュー
GSI クレオスさんから発売されているガンダムマーカー エアブラシ システム。ガンプラ歴が長い方なら一度は耳にした事があるという方が多いと思います。ガンプラを造り続けていると綺麗に塗装してみたいなと考える事は少なくないと思いますが、いくらかかるのか?安全面はどうなのか?部屋は汚れないのか?沢山ある商品の中からどれを選ぶべきか等に悩まされて踏み切れない方も多いと思います。そこで、塗装初心者の私がガンダムマーカーエアブラシを3ヶ月使ってみた使用感や仕上がり、どういった方にお勧めなのかと言うことを実際の塗装例を交えて紹介させていただき、突然エアーが出なくなった場合の対応や個別の消耗品のご紹介もしているので是非、ご購のご参考にしていただければ幸いです。

 

 

塗装を終えたところの画像です。塗膜ハゲがこわいので擦れそうなところはまだ組まないでおきます。

hguc zzガンダムの腰部ユニットの塗装した画像

 

 

ZZ腰部ユニットへの墨入れ

ここからはタミヤさんの”スミ入れ塗料”を使った墨入れ作業へ。最初は白の下地にライトグレーを入れました。ダクトのモールドが目立って良い感じかと思います。より暗い色(黒に近い色)を使う事でさらにくっきりとした表現が可能ですが、くどさも出て来るので薄めから試した方が失敗が少ないと思います(あくまで好みです)。

hguc zzガンダムの腰部ユニットに墨入れしている画像

 

 

下地がティターンズブルーのパーツには遠慮なくブラックで墨入れしました(笑)。

hguc zzガンダムの腰部ユニットに墨入れしている画像

 

 

翌日の画像がこちらです。技術的な問題もありますが馴染ませられる気がするのでは私は大雑把に墨入れしています。

hguc zzガンダムの腰部ユニットに墨入れしている画像

 

 

タミヤさんの”エナメルX-20溶剤”を綿棒に含ませてはみ出た部分を拭き取りました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットに墨入れしている画像

 

 

ZZ腰部ユニットへのディテールアップパーツの追加

少し順番が変わってしまいましたが、付けようか悩んでいたバーニアを付ける方向に(笑)。今回はWAVEさんのU·バーニアフラット[長方形]4を選択···小さいです。

hguc zzガンダムの腰部ユニットにディテールアップパーツのバーニアを追加している画像

 

 

設定上は白のようなので下の画像のように塗装準備しました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットにディテールアップパーツのバーニアを追加している画像

 

 

ここでガンダムマーカーエアブラシシステムでホワイトに塗装しました。

hguc zzガンダムの腰部ユニットにディテールアップパーツのバーニアを追加している画像

 

 

接着先のフロントアーマー部分の塗装を少し削ってプラ材表面を露出させ、ガンダムマーカーの塗膜を侵しにくいタミヤさんの”リモネンセメント(流し込みタイプ)”で接着しました。塗膜剥がしにはスジボリ堂さんの”BMCタガネ0.5mm”を使用しました。2023年5月現在では他社製の商品も販売されておりますのでご興味のある方はチェックしてみて下さい。

hguc zzガンダムの腰部ユニットにディテールアップパーツのバーニアを追加した画像

 

 

ZZ腰部ユニットへのトップコート

仕上げは塗膜とデカールの保護及び質感の統一を主な目的につや消しのトップコートを吹きました。粗いところは多々ありますが思っていたものに近いものが出来たような気がします(笑)。ガンダムマーカーを使った塗装の際は水性のトップコートを選ぶ点だけご注意下さい

hguc zzガンダムの腰部ユニットに塗装して水転写デカールを貼り付けてつや消しトップコートで仕上げた画像

 

 

完成品のご紹介

制作したHGUC ファーヴニルの作例紹介及びレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。

HGUC ファーヴニル ガンプラ作例紹介 & レビュー
今回は、コミック『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』より、HGUC ZZガンダムをベースとして制作したファーヴニルの作例紹介とレビューをさせていただきたいと思います。

 

 

中古品販売情報

こちらではHGUC ZZガンダムの中古品の販売情報をご紹介させていただきます。ご興味のある方はチェックしてみて下さい。


プラモデル1/144 HGUC ZZガンダム「機動戦士ガンダムZZ」

 

 

まとめ

以上が、HGUC ZZガンダムをベースとしたファーヴニルの制作記録として腰部ユニットへのスジ彫り、プラ工作(フロントアーマーの分割)、塗装、カラーチップの貼り付け、墨入れ及び水転写デカールの貼付けによるディテールアップとつや消しトップコートによる仕上げの制作記録のご紹介でした。

腰部ユニットのフロントアーマーの分割はHGシリーズではかなり共通して使用出来る改造方法で汎用性が高く、見映えもかなり良くなるのでお勧めです。

また、ガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装やチップによるディテールアップも簡単ながら効果的なのでご検討いただければと思います。

そして、ディテールアップによる塗膜や水転写デカールの保護には水性のトップコートが有効なので、つや消し、半光沢、光沢から好みで仕上げをしていただければと思います。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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本ページではガンプラを主体とした管理人の制作品の一覧をご紹介しています。1/144スケールがメインですがHG、RG、FGに加えて、1/100スケールのRE/100やMGも載せて行けたらと考えています。制作工程は主にスジ彫り、プラ材による加工、ガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装、墨入れ、水転写デカールの貼付け、つや消しトップコートによる仕上げでディテールアップや改造したものが多いです。A.O.Zやセンチネル、UCやSEEDが好きなのでこの辺りのモビルスーツを中心にピックアップして行くつもりです。
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こちらのカテゴリーではガンプラの制作記録を軸に簡単な制作方法もご紹介させていただいております。合わせ目消し、スジ彫り、穴開け、プラ工作、ガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装、チップ、墨入れ、水転写デカール、トップコートを行うためのツールも載せていますので見ていただけると嬉しいです。