はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回はHGUC ガブスレイ用の武装として、ビーム刃をグラデーション塗装したビーム・サーベルの制作記録をご紹介させていただきたいと思います。道具さえあれば簡単に出来るので参考にしていただければ幸いです。
キット
今回はビーム刃はHGUC ガブスレイのパーツ、柄は諸事情(ガブスレイの柄は4本付属しますが格納状態のままでビーム・サーベルを持たせたかっただけです)により余りもののHGUC ガンダムTR-1 [ヘイズル改]のパーツを流用しています。
塗装
まずはGSIクレオスさんの”ミニクリップ”で塗装準備をして行きます。
※ガブスレイのビーム・刃のジョイントの径はヘイズル改のものより太いので後で調整します。
早速、GSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”で”アイグリーン”に塗装しました。正直これだけでも十分なアクセントになる気もします。
ガンダムマーカーエアブラシシステムについては別にレビューさせていただいていますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
2020年9月現在では残念ながらガンダムマーカーに茶系の色がないので柄の方はGSIクレオスさんの”ウッドブラウンのスプレー”を使いました。
※ガンダムマーカーと比較して毒性が高い塗料なので保護具や換気、周囲への十分な配慮をしました。
ここでHGUC ガブスレイのビーム刃部分と柄の部分の径の調整を行いました。今回は1.5mmで上手く行きました。
※私は気にしないのですが本来は塗装前に済ませておいた方が良さそうです。
柄が単色で情報量が足らない印象がしたのでグレーを追加する事に・・・マスキングテープとタミヤさんの”デザインナイフ”で作業して行きます。
下の画像のように着色したい部分だけ露出させてマスキングしました。なお、精密ピンセットがあると作業がはかどります。
続いてビーム刃部分はコロコロと回転させながら少しずつ”ガンダムマーカーのニューホワイト”をガンダムマーカーエアブラシシステムで乗せて行きました。根本に近い程、塗装時間を長くするイメージで行うのが良いかと思います。柄についてはグレーで塗装し、塗装ベースにて乾燥させました。
こちらが半日程度乾燥させた画像です。
※乾燥時間については天候にも左右されますし、検証している訳ではございませんのであくまで参考としていただけますようご理解お願いします。
下の画像はビーム・サーベルの柄のマスキングを剥がしたところです。ここでも精密ピンセットがあると作業がはかどります。
一旦、組んでみてイメージを確認です・・・おおよそ想定通りですかね(笑)。ここから少しだけディテールアップして行きたいと思います。
カラーチップの貼付け
ここからはカラーチップを貼付けて情報量アップをして行きます。最初はスジボリ堂さんの”BMCタガネ 0.4mm”等を使って塗膜を一部剥がします。
下の画像のようにレッドチップをタミヤさんの”リモネンセンメント(流し込みタイプ)”で接着しました。
カラーチップの作り方は別の記事に残しておりますので興味をお持ちの方はこちらをどうぞ。
同様にセンサーグリーンのチップも貼付けて下の画像のようにしています。
墨入れ
続いて軽く墨入れしました。墨入れ塗料もたくさんありますが今回はHGUC ガブスレイと合わせてタミヤさんの”スミ入れ塗料ダークブラウン”を使いました。
画像だとわかりにくいですが乾燥後にタミヤさんの”エナメル塗料”と綿棒ではみ出た部分を拭き取ったのが下の画像です。
水転写デカールの貼付
最後に少しだけデカールを貼ってみました。HGUC ガブスレイと合わせてハイキューパーツさんの”コーションデカール(オレンジ)”を使いました。
水転写デカールの貼付け方はこちらの記事をご覧下さい。
トップコート
最後はつや消しトップコートで塗膜とデカールを定着させて仕上げです。今回もGSIクレオスさんの”プレミアムトップコート つや消し”を使わせてもらいました。
まとめ
以上がHGUC ガブスレイ用ビーム・サーベルについてのグラデーション塗装、チップの貼付け、墨入れ等によるディテールアップの制作記録でした。
ガンダムマーカーエアブラシシステムは非常にお手軽に塗装出来るので単色でも模型ライフを満喫する事が可能ですが、グラデーション塗装等、塗装手法を少し変える事でも大きな効果生み出してくれる道具だと思います。既にお持ちの方はもちろん、これからガンダムマーカーエアブラシの購入を考えている方にも参考にしていただければ幸いです。また、今回、茶系の色がガンダムマーカーでは入手出来ないというトラブルもありましたが、部分パーツであればラインナップの豊富なラッカー系缶スプレーを少量使用するのも手かなと考えました。使用量を控えられればサッと屋外で吹く事も可能だったので、毒性や火災のリスクを抑えて楽しめるという個人的には良い発見だったなと思っています。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!