はじめに
こんばんは、pyontaです。今回は制作しているHG ガンダムTR-6[キハールII](鹵獲カラーのブースターポッドのパーツカットの制作記録を残したいと思っています。切って接着すると言うかなり原始的な手法ですが道具さえあれば簡単に好みの雰囲気に変える事が出来るのでご参考にしていただければ幸いです。
制作記録
加工前後の確認
まずはキハールIIのブースターポッドのウィングパーツの加工前後の画像の確認です。上の画像が加工前、下の画像が加工後の画像です。
パーツカット
最初の工程は名前の通りパーツをカットしていきます。カットの方法は色々あるかと思いますが今回はタガネを使ったカットをしていきたいと思います。今回はタミヤさんの曲線マスキングテープ(3mm)を使用しました。
上の画像のマスキングテープをガイドにタガネ(0.15mm)で削ったところが下の画像です。タガネを使う場合は貼り付けたマスキングテープがずれない程の弱い力で少しずつ何度も削る事だと思っていますので焦らないでやるように心掛けています。タガネはDIYラインスクライバーを使用しました。
スジ彫り後のパーツを裏返した画像です。完全には分離されていませんが(上)、折り曲げる事でパキッと折れました(下)。
ヤスリがけ
タガネを使ったパーツカットではまっすぐにカット出来る一方で切断面はあまりきれいではないのでヤスリがけをした方がきれいに仕上がると思います。下の画像で赤矢印部分はパーツカット後、緑矢印部分はヤスリがけ(#600)したものです。
切断パーツの接着
最後はパーツカットで出来た片割れを接着剤で貼り付ける作業です。今回はタミヤさんのセメント(流し込みタイプ)で接着して下の画像のようにしました。
完成品のご紹介
制作したガンダムTR-6[キハールII](鹵獲機カラー)の作例紹介及びレビューはこちらからご覧下さい。
まとめ
以上がHG ガンダムTR-6[キハールII](レジオン鹵獲機カラー)の制作記録6 パーツカットでした。
丸みのあるデザインや安全性を考慮した設計という事もあり、少し尖ったラインを足したいなと思ってのトライでした。
スジ彫りという言葉が出てくるので少し難しそうだなという印象を持たれる方もいらっしゃると思いますが、本質は切って貼るだけなので一度挑戦してみていただければと思います(鋭利な刃物を使用するので扱いには十分ご注意下さい)。この作業を通じて、スジ彫りへの抵抗が少なくなったりもする、良い意味での副作用も期待出来ると思いますので参考にしていただければ幸いです。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!