はじめに
こんばんは、pyontaです。今回は制作しているHG ガンダムTR-6[キハールII](鹵獲カラー)へのトップコート(つや消し)の制作記録を残したいと思っています。塗膜やデカール等を保護する役割と全体的な外観を揃え、プラスティックっぽさを消し、仕上がりを高めてくれる効果が期待されますのでご参考にしていただければ幸いです。
制作記録
つや消し(その1)
まずはキハールIIの頭部装甲部分へのつや消し(トップコート)をして行きます。因みに、塗装、カラーチップ貼付け、墨入れ、水転写デカールの貼付けまで行ったパーツです。
そしてこちらがつや消し(トップコート)後の画像です。パッと見は大きく変わらないと思いますが、上の画像(つや消し前)と比較して光の反射が抑えられている事がわかるかと思います。注意点としてはガンダムマーカーで塗装した場合は必ず水性のトップコート(つや消し、半光沢、光沢は選択可)を選んで下さい。油性は塗膜を溶かしてしまいます。今回はGSIクレオスさんの水性プレミアムトップコート つや消しを使わせていただいております。また、つや消し前にスプレー缶を十分振るようしています(私の場合は50~100回くらいです)。
つや消し(その2)
2つ目はキハールIIのシールドへのつや消し例です(上:つや消し前、下:つや消し後)。ガンダムマーカーの赤はつや消し後にオレンジっぽい色に変化する傾向があると思います。一気にトップコートを吹きかけると変色が目立つようになるので薄く何回か繰り返すと色調の変化を軽減出きるように思っています。私はスプレーとシールドの間を20~30cm程離しての作業を4回繰り返しました。
つや消し(その3)
最後は下のユニットへのつや消し例です(上:つや消し前、下:つや消し後)。サイズが大きいので大変でしたが同様に薄く何度もを意識してつや消ししてみました。
完成品のご紹介
制作したガンダムTR-6[キハールII](鹵獲機カラー)の作例紹介及びレビューはこちらからご覧下さい。

まとめ
以上がHG ガンダムTR-6[キハールII](レジオン鹵獲機カラー)の制作記録5(つや消し)でした。
①ガンダムマーカーを使用した場合は必ず水性のトップコートを選択する事、②使用前にスプレー缶を良く振って中身を均一化する事、③薄く何回も重ねるようにつや消しを行い変色を出来るだけ抑える事が重要となってくるのではないかと思います。少し難しそうな印象を持たれた方もいらっしゃると思いますが、①と②は知識だけで回避可能なので、③にだけ気を配れば良いかと思います。③については少し経験も必要かと思いますので、まずは無塗装(素組み)品等でお試しいただ後に挑戦してみるのも良いかと思います。
つや消しによって各種ディテールが保護され、同時にプラスティックっぽさが改善されて作品のクオリティーが上がるので大きな満足感を得られる事が期待されますのでお勧めです。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!