はじめに
こんばんは、pyontaです。今回は制作しているHG ガンダムTR-6[キハールII](鹵獲カラー)への水転写デカール貼付についての制作記録を残したいと思っています。こちらも慣れてしまえば簡単な作業なのですが、やり方を知らないだけで敬遠されがちなディテールアップ方法になっているかと思いますのでご参考にしていただければ幸いです。
制作記録
デカール貼付(その1)
まずはキハールIIの頭部装甲部分への水転写デカールの貼付け例をご紹介して行きます。こちらが対象のパーツです。
最初に貼付けたいデカールをデザインナイフで下の画像のように切り出しました。今回はハイキューパーツさんの 1/144 RB01コーションデカールホワイトを使わせていただいております。
続いて、切り出したデカールを水に浸して台紙からデカールを剥がしやすくします。浸している時間が短過ぎるとデカールが剥がれず、長過ぎると台紙から剥がれて回収するのに困る事になるので注意が必要です。慣れるまでは1枚ずつ処理して行く事で大きな失敗を避けられると思います。おおよそ10~20秒位水に沈めてからピンセットで取出しました。
取り出したところが下の画像です。余分な水分をティッシュ等で取り除いています。
ピンセットでつついて台紙の上でデカールが動く事を確認します。動かなければ水の浸漬時間が足らないという事になるので、数10秒放置して再び動くかどうか確認しています。動く事を確認したら、ピンセットを使って下の画像のようにデカールを台紙から剥がします。
デカール自体にも糊が付いているのでそのまま貼付する事も出来ますが、マークセッター(追加の糊の役割)をちょんと付けてから貼付けた方が接着力がアップすると思います。デカールを目的のところに置くと余分な水分が出てくるので綿棒に吸収させて取り除けば完成です。最終的にトップコートを吹いて仕上げますが、それまではデカールは剥がれてしまう可能性もあるので可能な限り触れないないように他の作業をした方が安全だと思います。
デカール貼付(その2)
2つ目はキハールIIのシールドへの水転写デカールの貼付け例です(上:貼付け前、下:貼付け後)。
HGUC ガンダムTR-1[ヘイズル改]の作例紹介及びバリエーションレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
デカール貼付(その3)
最後は下のユニットへの水転写デカールの貼付け例です(上:貼付け前、下:貼付け後)。
完成品のご紹介
制作したガンダムTR-6[キハールII](鹵獲機カラー)の作例紹介及びレビューはこちらからご覧下さい。
まとめ
以上がHG ガンダムTR-6[キハールII](レジオン鹵獲機カラー)の制作記録4(水転写デカール貼付)でした。
水転写デカールの貼付方法さえ覚えてしまえばかなり効果的に情報量をアップさせる事が可能なので、一度お試しいただければと思います。水転写デカールのカラーバリエーションも豊富なのでお好みの色でディテールアップに挑戦してみていただければと思います。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!