はじめに
こんばんは、pyonta です。今回は制作しているHGUC ZZガンダムをベースとした『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』に登場するファーヴニルの制作記録として胸部のカラーチップによるディテールアップと墨入れをご紹介させていただきたいと思います。
※ディテールアップは失敗のリスクがありますので自己責任の基で行う事にご了承下さい。
ZZ胸部ユニットへのカラーチップによるディテールアップ
まずは未塗装部分へのカラーチップの貼付けからご紹介です。タミヤさんの”リモネンセメント(流し込みタイプ)”をカラーチップに付けてお好みの場所に付けるだけなので簡単です。この時は精密ピンセットが必須です。
カラーチップの作成方法は別の記事でご紹介させていただいておりますのでご興味のある方はこちらをご覧下さい。
続いて塗装面へのカラーチップの貼付けです。こちらは少し手間が掛かりますが、まずは塗膜を少し削ります(下の画像の矢印部分)。私はスジボリ堂さんの”BMCタガネ0.4mm”を使用しております。最近では他社製の商品も販売されておりますのでご興味のある方はチェックしてみて下さい。
先ほど塗膜を削って露出させたところにカラーチップをリモネンセメント(流し込みタイプ)を使って接着しました。
※リモネンセメント(流し込みタイプ)は塗膜を侵しにくいですが全く溶かさない訳ではありせん。ガンダムレッドは比較的溶かされる傾向があり下地が白等の場合は目立ってしまう場合があるのでご注意下さい。
同様の作業を繰り返してディテールアップして行きます。まずは塗装を少し剥がして···レッドチップを接着。
塗装を少し剥がして···イエローチップを接着です。楽しいのでついつい沢山やってしまいがちですが少し抑え気味の方がお勧めです。
繰り返します。ここはグリーンチップを使ってセンサーっぽくしてしてみました。
そして再度、イエローチップを着けてみました。
上記のように作業して下の画像のようにしてみました。
ZZ胸部ユニットへの墨入れ
カラーチップの貼り付けは一段落したのでここからは墨入れをして行きます。まずは下地が白のパーツにタミヤさんの”スミ入れ塗料ライトグレイ”で墨入れしました。
続いて赤部分にはタミヤさんの”スミ入れ塗料ダークブラウン”で墨入れを···近頃ではダークブラウンもあまり販売されていないようなので代替えでブラウンをご紹介させていただきます。
ガンダムブルーには同じくタミヤさんの”スミ入れ塗料ダークグレイ”、ティターンズブルーとガンダムグレイには”スミ入れ塗料ブラック”を使いました。
乾燥後に綿棒にタミヤさんのエナメル塗料を含ませてはみ出たところを拭き取って作業終了です。
作業前後の画像の比較
そして最後にカラーチップの貼付けと墨入れ前後の画像の比較です。
完成品のご紹介
制作したHGUC ファーヴニルの作例紹介及びレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
中古品販売情報
こちらではHGUC ZZガンダムの中古品の販売情報をご紹介させていただきます。ご興味のある方はチェックしてみて下さい。
プラモデル1/144 HGUC ZZガンダム「機動戦士ガンダムZZ」
まとめ
以上がHGUC ZZガンダムをベースとしたファーヴニルの制作記録としての胸部のカラーチップによるディテールアップと墨入れのご紹介でした。
カラーチップはモデラー上級者さんの作例でも多く見られる非常に魅力的なディテールアップ手法だと思います。私は貼り付けるのが精一杯ですが、凹モールドと組み合わせたりすると更に情報量がアップして格好良く出来そうですね。また、私がご紹介している方法もごく一部で他にもより良い方法があると思いますので1手法として考えていただけると幸いです。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!