はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回は、前回に引続きHGUCのGM-79FP ジム・ストライカーの制作記録をご紹介させていただきたいと思います。
今回は市販の1/144スケール用の水転写式デカールを使ってディテールアップして行きたいと思います。
水転写デカール貼付け
まずは今回使用するハイキューパーツさんの1/144用のコーションデカール(オレンジ)です。プラモデルの下地と同化してしまわないような色選びをお勧めしますが最終的には好みで良いかと思います。今回はジム・ストライカーのベースカラーが深緑だったのでこの色にしています。
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下に水転写式のコーションデカールを貼付すために必要な道具を一通り揃えてみました。改めて見ると結構ありますね。念のためご紹介させていただきますと①コーションデカール、②マークセッター、③綿棒、④精密ピンセット、⑤デザインナイフ、⑥万年皿、⑦カッティングマット等です。もちろん全てを揃える必要はなく、代用出来る物も多いのですが、あると便利な物ではありますので揃えておくと作業がはかどります。以下で個別に説明させていただきます。
まずは”マークセッター”です。これから使う水転写式のデカールには元々接着性があるのですが、これが結構剥がれやすかったりします。せっかく、試行錯誤しながら頑張って何枚も貼ったのに、作業完了後にチェックしたらあちこちにデカールの脱落が認められるなんて事もありますので、このようなトラブルを避けるためにもお勧めします。価格も200円程度と安価で、一回購入すればしばらく買うことはないです(笑)。
続いて”綿棒”です。こちらは水転写式デカール貼付後に余分な水分を吸わせて定着させるために使用します。こちらは100均で手に入るものでも良いと思いますが用意しておいた方が良いと思います。
続いてデカールを掴むために使う”精密ピンセット”です。先端が尖っていれば何でも事は足りると思いますがこちらは自分で使用してみて使い勝手が非常に良かったので良かったら試してみて下さい
次は”デザインナイフ”と”カッティングマット”です。コーションデカールは任意の大きさに切ってから水に浸して貼って行くのであると便利です。ハサミで代用したいと言う方は必要ないと思います。
そして最後は”万年 塗料皿”です。通常は塗料を希釈するのに用いますが、水転写式デカールの貼付の時も役に立ってくれます。こちらも適当な大きさの容器があれば購入しなくて大丈夫です。
最後は上の画像にはなかったのですが”マークソフター”です。こちらはデカールを軟化させて凹凸や曲面にしっかりとフィットさせたい場合に使用します。始めの内は必要ないかと思いますがこだわりが出て来たら試してみる位で良いと思いますます。
それでは水転写式デカールの貼付へ、まずは貼付けたい水転写式デカールをデザインナイフやハサミで切り出します。
続いて先程切り出した水転写式デカールを水を入れた万年塗料皿にドボンと入れます。水温にも寄りますが10~20秒位この状態で放置します。
時間が経ったらキッチンペーパー等の上に取り出します。この時、ピンセットの先端でデカールをつついてデカールが動くようなら貼付け準備オーケーです。まだ動かないようでしたらもう一度水につけるかそのままキッチンペーパーの上で動くようになるまで待ちます。
下の画像のようにデカールが動いてスライドするようになった事を確認して次のステップへ。
続いて下の画像の赤矢印の今回デカールを貼付ける部分にマークセッターを塗布します。
最後にピンセットで位置を調整しつつ綿棒で余計な水分を取り除いて水転写式デカールの貼付けの完成です。
ちょっと貼り過ぎた気もしますがこんな感じです。説明の都合上、1枚ずつ水転写式デカールの貼付けを行いましたが慣れて来たら数枚ずつ一気にやる事で作業効率が上がると思いますが、一気にやり過ぎてデカールが水面に浮かんで唖然とするのも”あるある”だと思うのでご注意下さい(笑)。
まとめ
以上が、2018年11月25日に制作し始めたHGUC RGM-79FP ジム・ストライカーの制作記録9でした。
今回は、水転写式デカールの貼付けについてご紹介させていただきました。水転写デカールについては1/144スケール、1/100スケールで様々な色が販売されているので好みの商品を選んでディテールアップしてみて下さい。
今回使用した商品は、2006年12月の発売、定価1,296円の商品でした。2018年12月現在でも安価で入手しやすいのでご興味があったらチェックしてみて下さい。