はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回は前回に引続き、電撃ホビーマガジン2007年1月号の付録である1/144 TR-1(ヘイズル2号機用)緊急脱出用ポッド[プリムローズ]の制作記録3回目をご紹介します。前回の記事はこちらからどうぞ。
この記事を書き始めたのが2019年5月1日で新元号に変わったところですが、連休中という事もありもっぱら模型制作に没頭している今日この頃です(笑)。今回はプリムローズの拡張パーツの一つであるブースター・ポッドとシールド・ブースターの制作を中心にお伝えさせていただきます。
部分塗装(ブースター・ポッド)
まずはプリムローズの最も一般的な拡張パーツであるヘイズル改のブースター・ポッドのディテールアップからです。今回もサクサク進めてしまったので画像少なめですがご了承下さい(汗)。すっかりお世話になっているガンダムマーカーエアブラシですがマスキングも素人なりに慣れて来た気も(笑)。
他にもディテールアップ中ですが、ヘイズル改の塗装でも難しいと思われるブースター・ポッドのスラスターからガンダムマーカーエアブラシにて黄色に塗装です。はみ出た部分はこれから調整しますが取り合えず良い感じに塗れた気がします。
余分な部分をデザインナイフによるけがきと溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取ったのが画像です。ガンダムマーカーエアブラシのおかげでかなりガンプラ制作の幅が広がりました。
円筒形のスラスターの部分塗装です。下地はグレーの整形色でしたが2度塗りでこの発色、隠蔽力も問題なさそうです。
マスキングテープを剥がした状態です。スラスターの縁には汚れが目立つので溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取ってきれいにします。
余分な塗装を落とした調整後の画像です。ヤスリの跡は残りますがきれいに拭き取れました。
制作途中ですがヘイズル改のブースター・ポッドの全体像です。やはり塗装が出来る事の恩恵は大きいですね。
墨入れ(ブースター・ポッド)
プラ板工作も一段落したので続いて墨入れへ。ベースが黄色のパーツは茶色、その他はグレーで墨入れして行きます。下は墨入れ前画像です。
下の画像が墨入れ直後の画像です。追加したモールドを馴染ませるためにもかなり大雑把に墨入れしています。
エナメル溶剤を綿棒に染み込ませて余分なエナメル塗料を拭き取って墨入れの完了です。
という訳でデカールを貼終えた後の画像が下です。今回もハイキューパーツさんのコーションデカールのグレーとホワイトを使わせてもらってます。ブースター・ポッドはつや消しを吹いて完成させます。
部分塗装(シールド・ブースター)
同じくヘイズル改のシールド・ブースターの内側です。結構あっさりした造りなので部分塗装等で情報量を増やして行きたいと思います。
グレーとイエローがガンダムマーカーエアブラシで部分塗装したところです。後はチップを入れてディテールアップしています。
続いてシールド・ブースターの外側。スジ彫りした後にプラ板でディテールアップしてみました。また、画像左下の部分をマスキングしガンダムマーカーエアブラシでイエローに塗装してます。
下の画像はマスキングテープを剥がしたところです。やはり入り組んだ場所は難しいです。塗り残しがあるので修正して行きます。
塗装が不十分だった場所は、マスキングテープの上にガンダムマーカーの塗料を出して爪楊枝で点付けして調整してます。はみ出したところはデザインナイフで削ってます。
調整後の画像が下になります。個人的には上手く塗り分けられたと思ってますが、この後にスミ入れやつや消しもするのでより馴染んでくれると思います。
プラ板加工(シールド・ブースター)
予め切り出しておいた0.3mm厚のプラ板をマスキングテープに貼付けてガンダムマーカーエアブラシでグレーに塗装しておきます。
こちらがプラ板を貼付けてディテールアップした画像です。接着剤は塗装面を侵しにくいタミヤさんのリモネンセメントを使用してます。
下がグレーで墨入れした後のシールド・ブースターです。また、ブラック入れたい衝動に襲われていますが我慢します(笑)。
デカール貼付け後です。蛍光グリーン、ティターンズブルーとレッドチップもいくつか足しています。カラーチップの作り方はこちらをどうぞ。
GSIクレオスさんのプレミアムトップコート つや消しでシールド・ブースターの仕上げです。塗りムラは私の至らなさでトップコート自体はちょっと高いですが良い商品だと思います。
そしてシールド・ブースターの裏面です。というわけで制作記録3回目はここまでです。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
完成品のご紹介
制作したFG 緊急脱出ポッド[プリムローズ]の作例紹介及バリエーションレビューもしておりますのでご興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。
まとめ
以上が2007年1月発売の電撃ホビーマガジンの付録であった1/144 スケール FG RX121-2 ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]用緊急脱出ポッドのプリムローズの制作記録3回目でした。
プリムローズの制作はほぼ完了しており、今回からは拡張パーツであるヘイズル改のブースター・ポッドとシールド・ブースターの制作記録をご紹介させていただきました。これからは試作ビーム・キャノンやアーム、シールド・ブースターをもう一個ずつ造っていくのでちょっと気が重いですが頑張って行きたいと思います。
本商品は元々雑誌付録で2007年1月の発売でした。販売形態から察するに流通量もそうは多くはなかったと思いますが、2019年4月現在でもプレミアム化はされているものの中古市場で出回っているようなので気になった方は以下でチェックしてみて下さい。それでは最後までお読みいただきありがとうございました!