はじめに
こんばんは、pyontaです。
今回はバンダイさんの”ビルダーズパーツ HD MS ハンド01”による1/144スケールのガンプラのディテールアップを紹介させていただきます。A.O.Z系に多く見られる指先を赤く部分塗装するためのマスキング方法についても書かせていただきましたのでご利用いただけると幸いです。塗装自体はGSIクレオスさんの”ガンダムマーカーエアブラシシステム”を使いましたのでこちらも気になった方は下のガンダムマーカーエアブラシシステムのレビューもご拝読下さい。
必要な道具
ガンダムマーカーエアブラシ ハンドピース |
ガンダムマーカー レッド GM07 |
替え芯 |
エアーカン420D |
タミヤ マスキングテープ 40mm |
タミヤ モデラーズナイフ |
プラス カッターマット 両面 A3 300×450mm |
3M W362 x D250 x H250mm BOOTH |
GSIクレオス Gツール ネコの手持ち手棒 36本入 ホビー用塗装用具 GT90 |
大きな塗装ベース 2個入 |
完成画像
ウーンドウォート(グロリア・ザビ専用機)のレビューはこちらからどうぞ。
まずは完成画像からご覧下さい。仕上がりはこんな感じになります。
マスキングと塗装手順
ディテールアップ後の画像を見ていただいたところで、ここからは手順をご紹介して行きます。まずは適当量のマスキングテープをカッティングマットに貼付けて切り出します。下の画像のカッティングマットは年季が入っていて見た目が悪いですが、せっかくマスキングしてもゴミが付いていたりすると隙間から塗料が侵入して仕上がりが悪くなってしまったりするのでマスキングする際はきれいにしてから使っています。
まずは直線が多く比較的簡単な平手からです。更に細くマスキングテープを切り出し下の画像のように指に巻き付けます。この時ピンセットがあると作業がはかどります。
下の画像のように5本全ての指に同じ作業をしていきます。左右あるのを考えるとちょっと気が重くなりますがその分の見返りは得られるかと思います。
そして、先程よりも太い幅のマスキングテープを切り出し、手の平や手の甲を巻いて行きます。ここはかなり大雑把です。
再び細目のマスキングテープを切り出し(上段)、指と指の間に貼付けて行きます(下段)。私は雑なのでボールジョイントのところはマスキングしていないのですが気になる方はマスクした方が良いかも知れませんね(笑)。
続いて、武器の持ち手についてです。上段の画像が仮組み状態ですがバラした方が作業しやすいので一旦、分解します(下段)。
平手と同じ要領でまずは細いマスキングテープを切り出して、境目となる部分を丁寧にマスキングします。
ここからは太いマスキングテープを切り出して、大雑把に手の平と手の甲をマスキングします。
ひっくり返した画像が下です。
こちらは上の画像のパーツの対となるパーツです。ここから少し難易度が上がった印象ですがやる事は一緒です。
細い幅のマスキングテープで親指の第一関節を残して丁寧にマスキング・・・
その他の指も第一関節だけ残して細い幅のマスキングテープを切り出して丁寧にマスキングし、同様に太い幅のマスキングテープで大雑把にマスキングします。
最後は握りこぶしですが、これもちょっとだけ工夫が必要です。まずは仮組みの状態(上)をバラします(下)。
ビーム・ライフルの持ち手と同じ要領でマスキングして行きます。
武器の持ち手と一点違うのは下の画像(上段)の矢印部分に隙間が出来る事です。ここは三角形に切り出したマスキングテープを貼付けて埋めています(下段)。
という事で3種類左右2組分のハンドパーツのマスキングが終わったのでワニ口クリップに固定します。
ようやくガンダムマーカーエアブラシシステムの登場で赤色に塗装です。下地がメカニックカラーと言う事ではじめは発色が悪かったのですが、2度吹きで発色も良くなりました。
ガンダムマーカーエアブラシシステムのレビューはこちらからどうぞ。
翌日にマスキングテープを剥がしたところ。ここでもピンセットがあると作業効率が上がりますが塗膜を傷つけないようにしてます。
今回は自分なりには上手く行った方なのですが仕上がりをチェックしていると下の画像のようにマスキングが不十分で塗料で汚れた場所が見つかる事があるのでデザインナイフ等でケガいて塗料を落として整えます。
また更新します。
まとめ
以上がビルダーズパーツ MS HD ハンド01を使ったディテールアップと指先を赤くするためのマスキングと塗装の手順のご紹介でした。
正直、ハンドパーツの交換だけでもかなりの情報量の増加が期待出来るのですが指先を赤く出来ると更に格好良く出来ると思うのでかなりお勧めです。
あまりキッチリやり過ぎてもマスキングテープを剥がした後にショックを受けて嫌になってしまう可能性もあるので私の場合は70~80%上手く行ってれば良しとしてます。汚れてしまってもデザインナイフで調整出来るのでどんどんチャレンジする事が大切なような気がします。
色の変わる境界線は丁寧に、そして他の所はざっくりとマスキングすることで集中力が保てると思います。また、余計な失敗をしないためにもカッティングマットとマスキングテープの状態には少し気を配り、良く切れるデザインナイフで切った面を塗り分けたい場所に貼付けると上手く行く可能性が上がると思うので試していただきたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。