はじめに
A.O.Z、ガンダム・センチネル、ユニコーン及びSEEDにフォーカスしたサイトにしたいと考えておりますが、それぞれがガンダムという膨大なシリーズの中でどのような位置に存在するのか少しまとめてみたのでご参考にしていただけると幸いです。
まず、ガンダムは作品ごとに①宇宙世紀ものと②その他に大別されます。①の宇宙世紀シリーズ以外はガンダムとは認めないという意見もあるようですが、A.O.Z、センチネル及びユニコーンはこちらの宇宙世紀ものに、残るSEEDはその他に分類されるようなので管理人の場合はその他も受け入れている立場のようです(笑)。とは言え宇宙世紀シリーズが1st.ガンダムから続く同一時間軸上で描かれている作品群となり、A.O.Z、センチネル、ユニコーンはこちらに分類されるので以下にまとめてその時代背景に合うようにコミックや書籍を配置してみました。また、その他の作品群は宇宙世紀とは別の時間軸となりますがこちらにつきましても散発的ながら同様にまとめてみましたので私と似た境遇の方がいらっしゃたらお役に立てるのではと思います。
因みに、本記事は2022年6月15日現在の情報です。表紙画像を掲載する都合上、リンク先ではコミック版とKindle版が混在している場合がありますのでもしご購入される方がいらっしゃいましたらこちらの点にご注意下さい。
宇宙世紀シリーズ
いわゆる1st.ガンダムと呼ばれるアニメで放映された初代の『機動戦士ガンダム』と同じ時間軸上に乗る作品群で、人類が地球を離れて宇宙に移民を開始した時を宇宙世紀元年として展開して行くシリーズです。初代に登場したアムロ・レイやシャア・アズナブルの名前は作品の名前が変わっても引き継がれて行く事からも同じ世界に紐付けられる作品群である事がわかりますね。
U.C. 0079~0080 (一年戦争)
機動戦士ガンダム THE ORIGINE (全24巻完結)
登場人物はアニメと概ね同じで私としては懐かしさを感じつつ1st.ガンダムを復習/深下させるには持って来いのシリーズだと思います。アニメ版の『機動戦士ガンダム』では描かれていなかった一年戦争の発端となるルウム戦役やシャア・アズナブルの出生から出世、ランバ・ラルや黒い三連星との関わり、ザビ家のデギン、ギレン、キシリア、サスロ、ドズル、ガルマと言う一族の身内の問題も詳細に描かれていて、連邦軍サイドのみならず公国軍サイドの設定もおさらい出来ます。個人的な意見としましては一部、アニメ版のモビルスーツのデザインが変更されていたりしたのでちょっとした違和感を感じたりする場面もありましたが、これが良く機能している場合もあったりするのでそこまで悲観的になる事もないのかなとも思いました。2019年8月現在では『機動戦士ガンダム THE ORIGINE』のTV放送もされていたりと、私のような少々ブランクがあった方にはこちらからの復帰がお勧めで、楽しくガンダムの世界観を展開して行けるのではないかなと思います。
機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 (全4巻完結)
機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー (全1巻完結)
機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ (全9巻完結)
機動戦士ガンダム THE MSV ザ・モビルスーツバリエーション(全3巻完結)
U.C. 0080~0087 (デラーズ紛争とその前後)
機動戦士ガンダムC.D.A. 若き彗星の肖像 (全14巻完結)
ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに (全4巻完結)
『機動戦士Zガンダム』の公式外伝である『ADVANCE OF Z』のコミックでティターンズ目線での物語が展開します。主人公のエリアルド・ハンターとカール・マツバラはエリートとしてT3部隊(Titans Test Team)に配属されてテストチームの隊長と共にジオン残党狩りとTRシリーズの様々な機体のパイロットを勤めながら成長、自分の置かれている状況に葛藤していく姿が描かれています。ヘイズルやジム・クェル、ヘイズル改等の描写が中心ですがバイザックTR-2 [ヴィグウィグ]、試作型アッシマーTR-3 [キハール]、TR-4 [ダンディライアン]、ギャプランTR-5 [フライルー]やガンダムTR-1 [アドバンスド・ヘイズル]等も登場するのでA.O.Zファンにはお勧め出来ると思います。
ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 電撃ムックシリーズ (全6冊)
2002年から2008年に電撃ホビーマガジンで掲載されていた『ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~』の模型と小説のフォトストーリーで物語に登場する多くのモビルスーツの設定資料となっています。模型雑誌の付録あった事や年代物である事からとても希少性が高くかなり高額で取り引きされているのが特徴です。取り分けVol.6は10,000円付近で売買されていたりするのですが情報の乏しいガンダTR-6 [ウーンドウォート]、[クインリィ]、[インレ]、[ハイゼンスレイII]、[キハールII]、[ヘイズルII]、[ハイザックII]、[フライルーII]、[ギャプランII]等魅力的な機体が収録されているのでチェックだけでもしてみていただけれと思います。
U.C. 0087~0088 (グリプス戦役)
機動戦士Zガンダム Define (~18巻連載中)
U.C. 0089~0093 (第一次、第二次ネオ・ジオン抗争)
機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(全10巻完結)
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還 (~24巻連載中)
2010年よりガンダムエースにて連載されている単行本で”深紅の稲妻”と称されたジョニー・ライデンと目されるレッド・ウェイラインが主人公。舞台はU.C.0090となり、回想シーンを含めて数多くのバリエーションのゲルググが登場するので私も含めてゲルググ好きには堪らないシリーズになっていると思います。登場人物についてもユーマ・ライトニング、イングリッド0、ジャコビアス・ノード、ジーメンス・ウィルヘッド等々、元キマイラ隊の面々が並び、一年戦争後に離散したエースパイロット達が物語の進行と共に集結し、同じ目標のために共闘するストーリーもシンプルに魅力的だと感じました。物語の中盤からはシャア・アズナブルも登場し、ネオ・ジオン総帥自らディジェで参戦し、かつて対ニュータイプとしてキシリア・ザビの下に組織されたオールドタイプの精鋭らとのバトルシーンは必見です。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還 設定資料集
A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢- (~6巻連載中)
『機動戦士Zガンダム』の公式外伝で、当サイトでも推させていただいている『ADVANCE OF Z』シリーズの一つです。舞台は宇宙世紀0079年の一年戦争終結に続く火星で、独立自治国として存在していたアルカディアをキシリア・ザビ派が制圧・・・ジオンマーズを名乗ってアクシズと共に支配します。そこへギレン・ザビ派のレジオンもゲリラ的に介入して覇権を争うことになり・・・さらにアクシズと合流したティターンズ残党軍がTR計画の機体を持ち込むと言うあらすじなので設定は少し難解です(笑)。ただ、登場するMSやMAに魅力的な物が多く、ウーンドウォート、キハールII、インレ、リハイゼが描かれているのでA.O.Zファンには強くお勧めしたく思っており、制作意欲を刺激されるのは間違いなしです(笑)。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン(全7巻完結)
U.C. 0094~0105 (ラプラス戦争とその前後)
機動戦士ガンダムUC バンデシネ (全17巻完結)
元々、ガンダムエースで連載されていた小説『機動戦士ガンダムUC』が発端であり、その後アニメ版公開とコミック発売が続いています。『機動戦士ガンダム』の舞台と同じく宇宙世紀のシリーズであり、過去作のモビルスーツもカラーリングを変えて数多く登場するのも本作の魅力の一つです。本作固有の機体にもユニコーンガンダムを始め、バンシィ、クシャトリヤ、ローゼン・ズール、シナンジュ、2nd ジオング等、有名で人気の高いMSが多数ラインナップしていますが、人類が宇宙への移民を開始してからおよそ100年が経過した世界における宇宙世紀の最後を彩るストーリーを美しいメカニックデザインと共に楽しんでいただければと思います。
その他
C.E. 0070~0074 (コズミック・エラ)
機動戦士ガンダムSEED Re: (~3巻連載中)
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Re: Master Edition (全6巻完結)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE (全5巻完結)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE Desire (全2巻完結)