~はじめに~
今回はガンプラの種類について少し触れながら商品を紹介させていただくウィンドショッピング的な記事に出来た良いなと思っています。ガンプラを造ってみたいけど何を買ったら良いのかわからない、ハマり始めたけどグレードの違いって??という方に読んでいただければ幸いです。
因みに、『機動戦士ガンダム』は1979年にアニメが放送され、翌年にはガンプラが発売されているようです。この記事は2019年2月に書いているので発売から40年近く経っているのにこの人気は本当に凄いと思います。因みに管理人は1979年生まれなのでガンダムと一緒に歳を取っています。
~ガンプラの種類について~
ガンプラはそのスケール(縮尺)とコンセプトによっていくつかのグレードに分類されており、2019年2月現在では以下のグレード名(スケール)が販売されています。スケールの小さい順で並べると、①HG(1/144)、②RG(1/144)<③RE/100(1/100)、④MG(1/100)、<⑤PG(1/60)<⑥メガサイズモデル(1/48)となります。また、人気メカニック・デザイナーにより再設計された商品やプレミアムバンダイ限定商品、雑誌付録等も交えてちょっと説明していきます。
~1/144 HG(High Grade:ハイ・グレード)~
ガンプラのスタンダード的グレードで、可動域もそこそこで何よりもラインナップが一番充実しているので欲しい機体が見つかる可能性が高いです。パーツ数も少なく、サクッと組めてしまう点、価格帯も1,000~2,000円と安価であるのも初心者向けだと思います。強いてデメリットを上げるとするとパーツが小さいので自分で不器用だと思う場合は扱い難い点もあるかもしれないと言うくらいですかね。
HGは更に細分化され、HGUC(High Grade Universal Century)、HGAW(High Grade After War)、HGFC(High Grade Future Century)、HGAC(High Grade After Colony)、HGCE(High Grade Cosmic Era)、HGCC(High Grade Correct Century)等がありますが位置付けは同じです。
HGUC(High Grade Universal Century)
HGAW(High Grade After War)
GX-9901-DX ガンダムダブルエックス |
GX-9900 ガンダムエックス |
ガンダムエアマスター |
HGFC(High Grade Future Century)
GF13-017NJII ゴッドガンダム |
GF13-017NJ シャイニングガンダム |
GF13-050NSW ノーベルガンダム |
GF13-001NHII マスターガンダム& |
HGAC(High Grade After Colony)
XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ |
XXXG-01W ウイングガンダム |
マグアナック |
ターンエーガンダム |
リーオー |
HGCE(High Grade Cosmic Era)
ストライクフリーダムガンダム |
GAT-X105A エールストライクガンダム |
デスティニーガンダム |
フォースインパルスガンダム |
~1/144 RG(Real Grade:リアル・グレード)~
比較的新しいシリーズで1/144スケールながら、MGの様に内部フレームまで精密に再現されており、外装の色分けしっかりされていて、ディテールアップも細かいので組立てるだけでかなりの仕上がりになります。ただ、パーツ数が多い上にかなり小さいので組立ての難易度は少し高めな印象。値段もHGと比較して2,000~4,000円と高めに設定されているため、ステップアップしたい方にお勧めかと思います。
~1/100 RE/100(Reborn100:リボーン・ワンハンドレッド)~
ガンプラシリーズとしては新しく、内部フレームを省略して簡略化する事によってコストを下げつつ、1/144→1/100へのスケールアップがなされています。また、キット化される機体はMGに見られないようなマイナー機が多く、主役機の引立て役をピックアップする事が多いのもこのグレードの特徴であり魅力だと思います。まだ、ラインナップこそ少ないですが、パーツ数が少なく、大きいので取扱いやすく、予算が許せば入門キットになると思います。迫力は1/100なので1/144を圧倒しますが、場所を取る(置き場所に困る)事もそろそろ考えた方が良いかも知れません。
AMX-103 ハンマ・ハンマ |
ヤクト・ドーガ |
MSN-04II ナイチンゲール |
MSF-007 ガンダムMk-III |
MSK-008 ディジェ |
イフリート改 |
AMX-107 バウ |
MSA-005K ガンキャノン・ディテクター |
RX-78GP04G ガンダム試作4号機 ガーベラ |
バウ量産型 |
~1/100 MS(Master Grade:マスター・グレード)~
ガンプラの最高峰グレードです。外装のみならず内部構造であるフレームまで精工にデザイン・設計されており、1/100スケールならではの大迫力とディテールを同時に再現出来るのが魅力です。ラインナップもHGに次ぐ多さで充実しており、メジャー所はしっかりとカバーされているので欲しい機体はほぼあるのではないかと思います。2018年にはディープ・ストライカーが発売された事が記憶に新しい所です。パーツが大きいため扱いやすく入門にも勧められますが、価格帯が3,000~5,000円と高額で、パーツ数がかなり多いので、組立てにはちょっとした覚悟は必要かも知れません(笑)
まとめ
と言う事で以上が①HG、②RG、③RE/100、④MGのご紹介でした。
特徴をまとめると、
まず、大事な価格は、概ね、HG≦RG、RE/100、MGで、とりわけHGは1,000位とお手頃。
続いてラインナップは、RE/100<RG<MG<HGと言った印象でHGが最もキット数が多い。
大きさは、HGとRGは1/144スケール(小さい)なので少し作りにくいが場所を取らない。RE/100とMGは1/100スケール(大きい)なので迫力があり作りやすいが嵩張る。
パーツ数はHG、RE/100<RG<MGと言った印象でパーツ数が多いと根気(完成まで時間がかかる)が必要。
最終的には、値段と相談しながら好きな商品を購入すれば良いのですが、入門用はやはり安価なHGが良いかと思います。失敗してもまた買えば良いと言うのは大きな武器だと思います(笑)。
商品リンクを貼り過ぎたせいで、紙面の都合上、⑤PG(1/60)、⑥メガサイズモデル(1/48)、人気メカニック・デザイナーにより再設計された商品やプレミアムバンダイ限定商品、雑誌付録等は次回に報告させていただきます。期待していた方がいらっしゃたら申し訳ありませんでした。